9割のマネジャーが部下・組織の行動を変えた「壁マネジメント」とは


指示後、どのように部下をフォローしたらいいのか……?

「部下に指示した後、どうすれば行動をやり切らせられるのか?」
「望ましくない行動を止めさせたいけれど、頑張っている部下に注意するとせっかくのモチベーションが下がりそう…どう止めさせるのがベスト?」
「そもそもどんな指示であれば、部下は行動に移しやすいんだろうか?」

これらの疑問を解決し、指示だけマネジャーが部下の行動に介入し、目標達成に必要な行動をやり切らせられるようになる。
これが壁マネジメントの1つのメリットです。

壁マネジメントの軸となる考え方は1つ。
組織で成果を出すには、部下の行動を望ましい行動に変える

下の図をご覧ください。

この図では、マネジャーが部下の行動の流れに入り込んでいます。
そして「壁」をつくり,動かないように「壁」を押さえて、成果の出ない「望ましくない行動」に部下が流れないよう、せき止めています。

部下の行動に介入するとは、部下の行動の流れに入り込むことです。
そしてマネジャーは部下の行動に介入し、動かない「壁」をつくることで、部下は望ましくない行動を止め、望ましい行動だけをとり続けられるようになります。

 

9割のマネジャーが部下の行動を変えた!「壁マネジメント」の3つの特徴

実施者の9割が組織の問題を解決。過去のマネジメント経験・知識・コミュニケーション能力に関係なく、成果を出せる。製造・技術・管理・物流・サービス・営業など、様々な現場のマネジャーが成果を出す。

このように壁マネジメントは実施者の過去の経験や能力、そして業種に関係なく成果を出すことができるマネジメント手法です。

その理由は、決めた行動に関し望ましい行動以外はさせないように、マネジャー自身が壁になり部下の行動をコントロールするという、非常にシンプルで、再現性・汎用性の高いメソッドだからです。

次のページからいよいよ、壁マネジメントを実践するために必要な3つのルールについてご紹介します。

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